経営層からのメッセージ

 未来は、思っているより面白い。 そして、それをカタチにするのが、私たちの仕事です。 いま社会は、ものすごいスピードで変化しています。 自動車の電動化、デジタル社会の発展、環境問題への対応、そして不安定な世界情勢。 未来が見えづらく、不安に感じる人も多いでしょう。 しかし、私たちはその「見えない未来」を面白がっています。 なぜなら、誰も答えを出していない世界に、自分たちで答えをつくっていけるからです。

 私たちは、自動車エンジン部品の加工を50年以上続けてきました。 「これからは電動化の時代じゃないの?」と思う人もいるかもしれません。 確かに変化の波は押し寄せています。 けれど、それは決して“終わり”ではありません。 世界を見渡せば、アジア、アフリカ、南米など、いまも多くの地域でエンジンは必要とされています。 自動車だけでなく、農業・建設・船舶・発電といった産業でも欠かせません。 そして私たちは、エンジン部品にとどまらず、EVやPHEVの部品、駆動・ステアリングといった重要部品にも対応しています。 つまり、幅広い技術と未来への対応力を備えた会社なのです。 また、単なる部品加工にとどまらず、工作機械をはじめ、半導体産業を支えるワイヤソーや検査装置の設計・開発から製造・販売、さらにはアフターメンテナンスまでを一貫して手掛けています。また日本、アジア、北米、EUといった各地で、生活排水を浄化する環境機器の提供を通じて持続可能な社会づくりに貢献するなど、世界中のものづくり業界と人々の暮らしを幅広く支えています。 さらに、独自の微細加工技術を応用し、リチウムイオン電池の電極を活性化して性能や寿命を高める技術や、スマートフォンやタブレットをはじめとする電子機器を熱から守るために内蔵されている放熱機器、ベイパーチャンバー内部のウィックシートの性能を飛躍的に向上させる熱マネジメント技術などを開発。デジタル社会のさらなる進化を支えています。 暮らしを支え、デジタル社会を支え、そして未来を支える。 自動車部品加工に加えて「仕組みや装置までカタチにできる」ことこそ、私たちの次の武器です。


 仕事は決して派手ではありません。 一つひとつの作業は地味かもしれません。 しかし、その積み重ねが世界のものづくりを支える「コア」となります。 誰も挑戦していない分野でコツコツと結果を出し続ける。 簡単なことではありませんが、だからこそ面白い。 そして、それを楽しめる人にとっては最高の環境です。 私たちには、失敗しても挑戦し続ける風土があります。 その中で積み上げた技術が、世界の誰かを「おっ!」と驚かせる瞬間につながる。 そのときの喜びこそが、ものづくりの醍醐味です。


 働き甲斐ややりがいは、会社が与えるものではありません。 自ら探し、つかみ取るものです。 ただし、ここには挑戦できる舞台と支えてくれる仲間がいます。 最初から「これがやりたい」と言えなくても構いません。 まずは飛び込んでみてください。 悩み、失敗しながらも、仲間と一緒に挑戦していけば、必ず自分の強みや興味が見えてきます。 そして「やってみたい」と言えば、挑戦できるチャンスがあります。


 私たちは、世界のニッチな分野でトップを目指しています。 それはカッコつけではなく、現実に根ざした挑戦です。 「ワクワクするような仕事がしたい」 「成長を実感したい」 「世界に必要とされる仕事をしたい」 その気持ちが少しでもあるなら、ぜひ一歩を踏み出してください。 未来をつくる面白さを、私たちと一緒に味わいましょう。  

管理本部長 中川 聖志

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